【新人YouTuber】YUiGAMiの再青春日記

「〇〇やっとけばよかった…」を繰り返し後悔してきた人生。今から取り返します!楽しめ青春!!

【映画感想文】劇場版ポケットモンスターココ ※ネタバレほぼ無し

 

 

 

ちわっす!

 

ユイタです('◇')ゞ

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2021年1月31日、遅くなりましたが「劇場版ポケットモンスターココ

( 公開日 : 2020年12月25日)を観てきましたので、レビューしたいと思います。

 

結論から言えば、

今、上映している映画の中で最もおすすめしたいと思える神作品です!

 

 

 

最近だと鬼滅の刃えんとつ町のプペルといったアニメ映画も見に行って、大変満足しましたが、個人的に絶対に見てほしいのは「劇場版ポケットモンスターココ」であると断言できるくらい衝撃を受けました!

ポケモンファンからポケモンに興味がない人も含めて絶対に見る価値があります。

 

本作品の簡単な内容(あらすじ)を説明すると

  • 舞台はザルードと多くのポケモン達の生息するジャングル地帯「オコヤの森
  • ザルードに育てられた人間の子供「ココ」を中心とした物語
  • ココ」は森でピカチュウを連れた少年「サトシ」と出会い、「自分は何者か」という疑問と向き合うことになる

 

※もっと詳しい内容が気になる方は下記、公式サイトのリンクからご確認ください。

www.pokemon-movie.jp

 

今回は僕が今、多くの人におすすめしたいこの「劇場版ポケットモンスターココ」という作品について、ここに注目してほしいと思った3つの点を書いていきます。

極力ネタバレにならないように書きますので、まだ映画を見ていない方は是非、

映画鑑賞前の検討材料にしてください!

 

 

1.「ポケットモンスター」で見せた社会問題

 本作では、ポケモンである「ザルード」が人間の子供である「ココ」を育てるという

今までにない「ポケモンと人間の親子」という設定が存在します。

 

なぜ人間である「ココ」が「ザルード」によって育てられたのかという点については

重大なネタバレになるので本記事では割愛しますが、映画の番宣で初めてこういう設定があると聞いた時は正直に言えば「重たい内容なのでは?」 と僕は感じていました。

 

ザルードはオコヤの森の中で物心がまだ付かない赤ん坊のココを見つけます。

ココは10年もの間、本当の両親の顔も知らず、ザルードに育てられたことで

「自分はポケモンだ!」と認知して育っているんです。

 

そして物語の中で、自分が父親であるザルードや他のポケモン達の様に技を使えないこと。

さらに、自分と姿かたちの似た人間・サトシと出会い「本当は人間ではないのか?」と疑問を持つようになります。

 

血の繋がりのない親子、生みの親と育ての親が違う等、ドラマなどでは重い雰囲気で物語が進むイメージがありました。

 

本作のポケモンも「人間とポケモンの親子」という点からそういった重たい雰囲気の話が展開されるのではないか、最後はどのようにまとめるのだろうかと映画を見る前から怖くもあり、ワクワクしました。

 

予めお伝えすると、かなりスッキリできる終わり方にはなっているので身構えなくても大丈夫です!ご安心ください!

 

この他にも、ザルードとザルードの仲間、森のポケモン達との関係性や

ポケモンと人間の共生という観点からも感じ取れるものはありますので、

大人の方には特に注目して見てほしいなと思っています!

 

2.迫力ある映像美

舞台がジャングル地帯ということでココやザルードがターザンをしながら森を縦横無尽に駆け抜けていくシーンが多々あるんですが、スピード感がすごかった!

 

別作品を例に挙げると、アニメ進撃の巨人の立体起動装置で止まることなくヌルヌルとリアル感満載で飛んでいくような、そんな感じでした。

 

ほかにも、ポケモン達の動きも繊細で、「このポケモンはこんな風に歩くんだ!飛ぶんだ!」みたいに躍動感ある映像だけでずっと感動出来るくらいでした!

 

実際、近年の「ポケットモンスター」はアニメも含めて年々そういった作画であったり、アニメーションは向上しているのは事実です。

 

なので、元々ポケモンをよく見ている方でまだ見ていない人は、この映画で初めて出てきたポケモンとかに注目して見たり、

逆にポケモンはこの映画で初めてor久しぶりに見るって方はポケモン達の動きや風景などにも注目して見るとより一層楽しんで視聴できると感じました。

 

特に小さなお子様はスピード感ある映像、作画、アニメーションには目を奪われることは必然です!

 

3.主人公はココ

 今までの「劇場版ポケットモンスター」はアニメポケットモンスターのサトシを中心として周りの登場人物が活躍したり、トラブルを解決していくように話が進むんですが、今作では「ココ」に対してスポットライトが多く当たっています。

 

幼少期、ザルードに見つかり、育てられていく過程。

 

自分で考えることのできる年齢になったことで、自身の事、周りの事で葛藤する姿。

 

サトシとの出会い。

 

今作を観終わってみると、まるで視聴していた自分自身がココの親(ザルード)になった感覚で見守っていたんだなと気づくんです。

 

劇場版ポケットモンスターココ」というタイトル通り、今作はを一言で表すとすれば

 

「ココの成長物語」

 

作中でも、ザルードが悩めるココに対して自分で答えを見つけるように諭す場面があります。

 

ココは物語の中で、ザルードの愛を受け、時には親子喧嘩(対立)して、今まで知らなかった存在(生の人間)との出会いを通じて色々考えるんです。

 

もし、劇場に足を運び、この作品を見る際は、ココの親になったつもりで見守ると温かい気持ちになり、より一層感動するかもしれません。

 

劇場版ポケットモンスターココ」感想まとめ

 「ポケットモンスター」という作品は子供が楽しむものという先入観があると思いますが、今作は間違いなく大人も子供も楽しめる、そして感動できる作品に仕上がっていると感じました。

 

外出自粛、不要不急の娯楽は控えるように呼びかけがあり、映画館に足を運び辛い時期だとは思います。

 

本当は映画館に足を運び、迫力ある映像を見て興奮していただきたいですが、

DVD/BDの発売、配信を待って見るといった選択肢も取らざる得ないかもしれません。

 

しかし、もし気分転換に映画を劇場で見に行きたいという方は是非、「劇場版ポケットモンスターココ」を見に行っていただけたらなと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!